苗の仮植
種まきをして、発芽したら次はポットに仮植します。
仮植とは、種まきして適当なサイズ(数cmぐらい)に育った苗をポットに1本ずつ植え替える作業です。
今回は、密集して蒔いたブロッコリーの双葉が生えそろったところです。
このように、密集して根も絡み合った中から、茎も根も葉も傷つけないように気を付けながら、一本だけをピンセットで掘り起こします。
前回ご紹介したセルに種を蒔く方法の方が、苗を傷つける可能性が小さいのですが、スペース効率、種のコスト、手間などQCDを比較して、種まきの方法を検討する必要があるでしょう。
セルに種を蒔いてプラグ状にすれば自動化も可能ですね。
治具を工夫するとか、半自動にするとか、全自動にしなくても合理化は出来ますね。
ポットの土には十分水を浸み込ませ、土に穴を開け、根を全て穴に落とし込みます。
根の先端だけではなく全て埋めるために、双葉だけが土の上に顔を出すぐらい、深く落とし込んだ方がいいでしょう。
穴をふさいで、とりあえず一つ仮植終了です。
水と温度に気を付けながら育てると、日に日に苗の成長を感じます。
成長って感動ですね!!
早く皆様にすくすく育つ苗をお届けしなきゃ!!