玉ネギ苗の育成(種まき、施肥)

8月末から9月はずっと稲刈りの投稿ばかりだったので、久しぶりに畑作業の投稿です。
稲刈り前と稲刈りの合間を縫って玉ネギ、長ネギの種まき、水遣り、施肥などを実施していました。

9月の初め、玉ネギや長ネギの種は、シーダーテープという水に溶ける細長いテープの中に種を入れて、テープを張って土をかぶせることで均一に種をまきます。
大量にまかないのであれば、種を手作業で線状にまいても問題は無いです。
というか、シーダーテープに入れきることができなかった種は手でまいています。(^^ゞ
紐状のテープ中に黒い粒(種)があって、カエルの卵のようになっているのが見えるでしょう。写真を良ーく見てください。

このカエルの卵のようになったシーダーテープが写真のようなリールに巻いてあります。

このリールを写真のような手押し車に付けて押していくと、テープを張りながら土の中にテープを埋めることが出来ます。
押しているところの写真が無くてすみません。写真を撮っている余裕がありませんでした。😭

土に線状の跡がついていますが、手押し車の車輪の跡です。
おおよそ、一つの畝につき線状に約10本まきます。

1週間ほどすると、写真のように線状に緑色になって来ます。

近づいてみると、写真のような小さな芽が生えています。
芽が生え揃うまで、テープを溶かし発芽させるためにも毎日たっぷりの水遣りが欠かせません。

さらに約1週間(9月中頃)で十分安心できる程に伸びました。

さらに約2週間(10月初め)経ってから、苦土石灰(くどせっかい)などの追肥をします。
苦土石灰は、マグネシウムと炭酸カルシウムが主成分の肥料です。

10月末~11月初め頃、玉ネギの苗を束にして出荷です。
長ネギもほぼ同様に育てますが、長ネギの苗の出荷は、来年の3月~4月末頃になります。

残念ながら、玉ネギの苗もまだオンライン販売は出来そうにありません。
お近くの方には、直接お届けすることを検討します。

では、また出荷をお楽しみに。