個性豊かなカリフラワー達
カリフラワーって、形や色が個性的なものが多いですね。
名前が表す通り、食用の花なので、個性的なのも頷けますね。
そんなカリフラワーが一つあるだけで、食卓をいつもと違う雰囲気に変えることができます。
今回は、販売予定の苗の中から、そんな個性豊かなカリフラワー4種を紹介します。
オレンジあり、紫あり、ヤドカリのようなのも、長細いのもあり、どんな風に食べれば良いのだろう、と頭を抱えてしまいそうですが、いずれも良く見かける白いカリフラワーと同じように、茹でる、焼く、蒸す、揚げる、煮るといった幅広い調理が可能です。
カリフローレは、少し特徴的で、柔らかくほんのり甘味がありスティックサラダやバーニャカウダーで手軽に楽しめるスティック野菜です。
私はまだ食べたことが無いのですが、カリフローレの豚バラ巻きも美味しいらしいです。
オレンジブーケは、本当にまるでオレンジ色のブーケのようで、食べるのが惜しいぐらい綺麗ですね。
断面も淡黄色で、加熱調理後も色が変わらないので、食卓を美しく彩ってくれるのは間違いありません。
もちろん、見た目だけではなく、柔らかくクセもなく甘味があって美味しいですよ。
バイオレットクインは、こんなに濃い紫色をしているのに、茹でると明るい鮮緑色になるんです。
本当かな? 一度色が変わるところを見てみたくないですか?
紫色の正体はアントシアニンで、茹で汁に色が付くので、煮物にするときは気を付けたほうがいいです。
アントシアニンが酸と反応すると赤くなる性質を利用して、酢などで色が変わるのを試して見るのも楽しそうですね。
食感はブロッコリーに似ています。
ロマネスコは、別名サンゴショウとも呼ばれるそうで、まさに自然の神秘の造形です。
日本では新参者ですが、イタリア料理ではお馴染みだそうです。
クセがなく、甘味があり美味しいです。
残念ながらカリフローレの苗は種苗店向けだけですが、他の3種の苗は直接、秋野菜販売のページからお求めいただけます。
気になる野菜があれば、覗いてみてください。